梅雨で洗濯物が室内干しになりがちな今日この頃。たまたま晴れた日にオンライン英会話があり、何気ない雑談をしていたらある指摘をされました。
How is the weather today?
(今日の天気はどう?)
Nice weather for the first time in some days.
I hung the laundry on the veranda.
(久しぶりにいい天気だったのでベランダに洗濯物を干せました)
What?
Do you live on the 1st floor?
(あれ?1階に住んでるんだっけ?)
?????
(どういうことだ?)
何がおかしかったのか
なぜ先生から「1階に住んでたっけ?」という疑問が入ったのでしょうか?それは日本で言われている「ベランダ」と英語の「veranda」の意味が大きく異なるためです。
ここからは日本で言われているベランダ/バルコニーと英単語のveranda/balconyの意味の違いについてご紹介します。
日本で使われるベランダ/バルコニーとは
「一般的には、ベランダは2階以上にあり、住戸から外に張り出していてある程度の雨風をしのげる屋根のあるスペースを指します。形状、広さにもよりますが、雨の日でもそこで濡れずに過ごせますし、洗濯物も干すことができます。
バルコニーはベランダと同様のスペースですが、大きく異なるのは屋根がないことです。また、ルーフバルコニーと呼ばれるものは、下の階の屋根=ルーフを利用したもので、通常のベランダやバルコニーよりも広いケースが多くみられます」
出典:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/ms_shinchiku/ms_other/verandah/
つまりまとめると以下のようになります。
ベランダ:2階以上で屋根のある屋外スペース
バルコニー:2階以上で屋根のない屋外スペース
海外で使われるベランダ/バルコニーとは
では英語でいう「veranda(ベランダ)」「balcony(バルコニー)」は何を指しているのでしょうか。オンライン英会話の先生に尋ねたところ以下のようなものだと説明してもらいました。
veranda:地上階にある屋根のある屋外スペース
balcony:2階以上で窓や扉から突き出た屋外スペース
つまり、冒頭の会話でどうして話が上手く通じなかったかというと、前に3階に住んでいるという話をしたにも関わらず「ベランダに洗濯物を干した」と伝えたからだったのでした。
先生側からしたら「3階に住んでいるのにベランダ(地上階のスペース)に洗濯物を干した…?」と疑問に思ったわけですね。
まとめ
日本語のベランダ/バルコニーと英語のveranda/balconyの違いについてご紹介しました。同じベランダでも意味が異なると困りますよね。ぜひそれぞれの正しい意味を覚えてみてくださいね。