現在完了第2弾です。
今回は「~したことがある」という意味の現在完了形についてまとめてみます。
第1弾の記事はコチラから

【現在完了1】ずっと~しているという意味の英文を作る
現在完了形は、「現在」「完了」した、つまり「今終わった」ということを伝える表現です。 中学3年で習う範囲ですが、いまいちニュアンスが理解できず、ただなんとなく「have+過去分詞形」で表すということだけ覚えてしまっていました。 ...
第3弾の記事はコチラから

【現在完了3】~したところである・もう~してしまったという意味の英文を作る
現在完了第3弾です。 今回は「~したところである・もう~してしまった」という意味の現在完了形についてまとめてみます。 第1弾の記事はコチラから 第2弾の記事はコチラから 【再掲】現在完了とは ...
【再掲】現在完了とは

Koma
「過去に始まったことが現在まで繋がる」という意味を持つ考え方が現在完了形になります!
現在完了形には、次の3つの意味があります。
- 継続:ずっと~している
- 経験:~したことがある
- 完了・結果:~したところである・もう~してしまった
現在完了の文の作り方
主語 + have (もしくはhas) + 過去分詞形の動詞
現在完了形の文にはいくつか意味がありますが、文の作り方はすべて同じです。
主語が「三人称・単数・現在形」のときは、動詞に三単現のsがつくため、haveがhasへと変化しています。
↓三単現について復習し直したい方はコチラ

【図で覚える】三単現のルール【三人称単数現在形】
以前、一般動詞の文の作り方をご紹介しました。しかし、その例文には「I」「You」「複数人」が主語になっているものしかなかったことにお気づきだったでしょうか。 実は英語には三単現のルールというものが存在し、三単現のときには動詞に「s(も...
経験「~したことがある」
経験は「~したことがある」つまり、今までに経験したことを表すような文です。
例えば次のような文です。

Kogoro
わたしはヨーコちゃんに会ったことがあります
これを英語に直すと

Kogoro
I have met Yoko before.
となります。
過去から現在までに「○回~した」と言いたい場合は後ろに書くことができます。
- I have met Yoko many times.「わたしは何度もヨーコちゃんに会ったことがあります」
同様に、次の例文を見てみましょう。

Kogoro
わたしは何度も大阪に行ったことがあります
これを英語に直すと

Kogoro
I have been to Osaka many times.
「~に行ったことがある」という文を作りたいときは「have gone to」ではなく「have been to」を用います。
have gone toは「~へ行ってしまった」という意味になるので注意してください
経験の文と一緒に使われることの多い「回数」を表す表現
すでに↑の例文でも登場している通り、経験の文(~したことがある)では、「回数」を表す表現がセットで使われることが多いです。
- before:以前に
- once:1回
- twice:2回
- three times:3回
- many times:何回も
以前に書いた回数にまつわる記事はコチラから

英語で回数の数え方は何という?
英語で回数を言いたいときの表現をまとめてみました。物や生き物の数え方などは「~匹」「~個」「~人」のように日本語の方が難しい印象ですが、回数の場合は英語の方がやや難しいです。 回を英語で言いたいときは何と言う? 1回、2回を英語で言う ...
まとめ
現在完了の文第2弾「経験」の意味を持つ英文についてご紹介しました。
次回は「完了・結果」の意味を持つ英文についてご紹介します。