【これさえ覚えて】簡単に作れる感嘆文

中学英語

みなさんは感嘆文というものを聞いたことがあるでしょうか。そもそも「感嘆」という言葉をあまり聞くことがないのでそもそもの意味を調べてみました。

感心・感動のあまり声やため息を漏らすさま。褒め称える様子を意味する表現

つまり、感嘆文とは一言でいうと「驚きや喜怒哀楽など、感情をストレートに表す文章」のことです!今回はそんな英語での感嘆文の作り方をご紹介します。

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英語の感嘆文とは

英語の感嘆文には「what」と「how」を用いた2つのパターンがあります。

  • what:「何」=名詞と親和性が高い
  • how:「どのくらい/どのように」=形容詞/副詞と親和性が高い

これらの単語を使うことによって、名詞や形容詞、副詞に感嘆の気持ちが宿っていることを表現します。

感嘆文の配列

感嘆文は「What + 名詞 + 主語 + 動詞 + !」もしくは「How + 形容詞/副詞 + 主語 + 動詞 + !」の語順で作ります。

それぞれ、感動するものの焦点が名詞(「なんていいシャツ」など)の場合は「What~~!」を、形容詞/副詞(「なんてカッコいい」「なんて速く」など)の場合は「How~~!」を用います。

感嘆文のWhatの例

例:What a nice shirt you have!「なんていいシャツを持っているのだろう!」

通常文:You have a nice shirt.「あなたはいいシャツを持っています」

感嘆文と通常文を見比べてわかるかと思いますが、感嘆文では「a nice shirt」が文の頭にきています。こうすることで文章に感嘆の気持ちが宿るということになります。

日本語でも「あなたはいいシャツを持っています」と言うよりも「いいシャツを持っているね、あなたは」と言った方がより感嘆の気持ちを表すことができるかと思います。英語も同様になります。

感嘆文のHowの例

例:How fast she runs!「なんて速く彼女は走るのだろう!」

通常文:She runs fast.「彼女は速く走ります」

Whatの時と同様に、強調したい「fast」が文の頭にきていますね。whatやhowはただ強調したいものを先頭に置いた上にさらに「感嘆のダメ押し」をしているのですね。

練習問題

それでは、これまで学んだことを、下線部を感嘆する形で文章を書きかえてください。

  1. That picture is beautiful.「あの絵は美しいです」
  2. Shinichi plays guitar well.「新一はギターを上手に演奏します」
  3. She is a cute girl.「彼女は可愛い女の子です」
  4. Ayumi is cute.「歩美は可愛いです」

答え

  1. How beautiful that picture is!「あの絵はなんて美しいのでしょう!」
  2. How well Shinichi plays guitar!「新一はなんてギターを上手に演奏するのでしょう!」
  3. What a cute girl she is!「彼女はなんて可愛い女の子なのでしょう!」
  4. How cute Ayumi is!「歩美はなんて可愛いのでしょう!」

まとめ

強調したいものがなんなのか、またそれが名詞なのか形容詞なのか、副詞なのかをしっかり見極めて文章を作ってくださいね。また、感嘆文の「主語+動詞」は省略することも多いです。ぜひ日常的に感動したことがあれば意識して英語で文章を作るようにしてみてくださいね。