夏になると出てくるのが「蚊」。
夜寝ている時に耳元で「ぷ~ん」と聞こえてくると不快になりますよね…。わたしも蚊が苦手で刺されるとついついかいてしまいます…。かゆみってつらいですよね。
今回はそんな「蚊に刺された」と言いたい時の英語表現をご紹介します。
蚊は英語でmosquito!
蚊は英語で「mosquito(発音:məskíːtoʊ)」と言います。カタカナに直すと「モスキート」です。
モスキート音というものがありますが、これは蚊の羽音のような不快な音からこう呼ばれているそうです。
17キロヘルツ前後の高周波音のこと。蚊の羽音のようなキーンという不快な音なのでこう呼ばれる。人間は年を取るに従い高い周波数の音を聞き取りにくくなる。そのため、モスキート音は、個人差はあるものの、20代前半までの若者にはよく聞こえるが、それ以上の年代の人には聞こえにくいとされる。モスキート音を出す音響機器「モスキート」は、深夜に店の前などにたむろする若者たちに不快音を聞かせて退散させるために、2005年にイギリス・ウェールズのハワード・ステープルトンによって開発された。
ちなみにですが、蚊を含む「虫」のことは英語で「insect(発音:ínsekt)」と言います。
初代遊戯王に出てきた昆虫族使いの「インセクター羽蛾」もここから来ているのでしょうね。
刺すは英語で何という?
「刺す」を英語で何というか調べると「stab」「sting」「bite」というものが出てきます。
これらには以下のような違いがあります。
- stab:(刃物などを用いて)刺す/突き刺す
- sting:虫や動物が何かを刺す(人が主語では使わない)
- bite:噛み付く/噛む/刺す
では、蚊に刺された場合に使う動詞はどれでしょうか…?
…
…
…正解は「bite」です。
ハチなどの場合はおしりに針があるため、刺すという意味の「sting」を用いるのですが、蚊の場合は口で血を吸うというところから、噛むという意味をもつ「bite」が使われます。
日本語でも蚊に刺されたことを「蚊に食われた/噛まれた」と言いますね。
過去形:bit(発音:bít)
過去分詞形:bitten(発音:bítn)
様々な「蚊に刺された」という表現
ここからは様々な表現で「蚊に刺された」と言ってみましょう。
- I got bit by a mosquito.「蚊に刺された」
- I got a mosquito bite.「蚊に刺された」
- I have two mosquito bites on my leg.「足に2箇所蚊に刺された」
- I was bitten by a lot of mosquitoes at the park.「公園でたくさん蚊に刺されました」
「mosquito bite」は蚊に刺された跡(=蚊咬傷)という意味の名詞として使われています。
かゆいは英語で何という?
かゆいと英語で言いたいときには「itch」や「itchy」が使われます。
itchは名詞で「かゆみ」動詞として「かゆい/かゆくする/かく」、itchyは形容詞で「かゆい」という意味の英単語です。
- My arm itches so bad!「腕がとてもかゆい!」
- My arm feels itchy.「腕がかゆく感じる」
また、かゆいところをかく(掻く)と言いたい場合は上で紹介した「itch」の他に「scratch」を使うこともできます。
- Don’t itch it!「かいちゃダメだよ!」
- I scratched my leg.「わたしは腕をかきました」
まとめ
記事を書いているだけでなんだか腕がかゆくなってきました。蚊に刺される前にしっかりと虫除け対策をしましょうね…。
Put on your insect repellent when you go outside!「外に出る際は虫除けスプレーを忘れずにね!」
今回覚えた表現をぜひ使ってみてくださいね。