わたしは現在インドで生活をしているのですが、今回の渡航のタイミングで籍を入れたのもあり、持っていたパスポートももちろん旧姓です。
そこで今回は(割と面倒そうな)名字が変わった場合のパスポートの更新方法をご紹介します。
氏名の変更には2種類ある!
- 切替申請
- 記載事項変更申請
すでにパスポートを持っていて、氏名を変更する場合、2種類の申請方法があります。それぞれの違いをご紹介します。
切り替え申請
今あるパスポートを完全に新しいものに切り替える申請のこと
今持っているパスポートの有効期限が短い場合など、氏名変更をしたばかりなのに、すぐにまた更新…となると面倒ですね。そんなときは切り替え申請をすることがオススメです。
氏名変更だけに限らず、有効期限が1年未満の方や、パスポートを使用するのが難しいくらい損傷している場合、ビザ取得の際に有効期限が不足しているなどといったときにも切り替え申請が利用できます。
記載事項変更申請(旧:訂正申請)
今あるパスポートの有効期間はそのままで記載内容のみ変更をする申請のこと
パスポートの更新をしたばかりでまだ5年以上も有効期限が残っているよ…なんてときには、切り替え申請と比べてお値段もお安いこちらの記載事項変更申請をオススメします。
写真や署名、旅券番号などのデータは全て新しくなりますので、有効期間のみそのままの申請と覚えておけばOKです。
旧姓のパスポートを更新する際に必要なもの
- 旅券発給申請書(パスポートセンターに置いてあります):1部
- 申請日から6ヶ月以内の戸籍謄(抄)本:1部
- パスポート用の写真(縦45mm×横35mm):1枚
- 有効なパスポート:1冊
- 本人確認書類(免許証やマイナンバーカードなど):1部
ほとんどの場合、パスポートセンターの近くに撮影所がありますので写真を準備して行かなくても問題ありませんが、混んでいる可能性もありますのであらかじめ準備しておくと安心です。
更新の手順
1. 手続きに必要な書類を集める
上で記載の通り、まずはパスポート更新センターに行く前に必要書類を集めましょう。
2. パスポートセンターへ行く
書類が揃ったらパスポート更新センターに行き、申請書の記載を行い窓口で依頼をしてください。
わたしの場合は7年程期限が残っていましたので内容変更のみで依頼をしました。ご自身に合った申請をすればOKです。
3. 手数料の支払いと受け取り
2で申請した際に受け取り書類(わたしはA4用紙1枚でした)が渡されますのでこちらを持って受け取りセンターへ向かってください。このとき手数料の支払いを行います。
記載事項変更申請の場合は手数料として6,000円(収入証紙2,000円、収入印紙4,000円)でしたが、依頼内容によって手数料が異なりますのであらかじめ各Webサイト等でご確認ください。
受け取りセンター横に収入印紙購入場所がありますのでこちらで印紙を購入後に受け取る形となります。
わたしの場合は、年末年始を除いた平日のみを数えて約7日程で受け取り可能でした。
まとめ
結婚などにより名字が変わった場合のパスポートの更新方法についてご紹介しました。
パスポートの更新は余裕を持って10日程見ておくと安心です。
また、内容が異なる場合がありますので各更新センターのWebサイトを確認してから訪問するようにしてくださいね。