洋画だったり海外ドラマを見ているとよく耳にする表現「you know」。直訳すると「あなたは知っています」という意味になりますが、ネイティブの方はどういう意味で言っているのでしょうか。
今回はそんな「you know」を、フレーズの最初/途中/最後と3種類の使い方と意味についてご紹介します。
knowってどんなときに使うの?
know:知る / 知っている
Do you know ~?で「~って知ってる?」という意味の表現になります。~の部分に人名を入れることで「~さんと知り合いなの?」と訳されることも多いです。
文の最初で使うyou know
~を覚えてる? / ~でしょ? / ~じゃない?
文の最初にYou knowを使った場合は「~って知ってる?」「~を覚えてる?」「~でしょ?」というニュアンスになり、相手が話の内容を知っているという前提で話す際に使われます。話し相手が忘れてしまっている場合に「ほら~だよ!」というニュアンスで使われることもあります。
例:You know that park we used to go.「わたし達がよく行ってた公園あるでしょ?」
例:You know that girl who we met at the party last week?「先週パーティーであった女性いるじゃない?」
文と文の間で使うyou know
えーっと / あの… / なんだっけ
文と文の間でyou knowを使った場合は「えーっと」「あの…」「なんだっけ」というように文章と文章をつなぐ役割となります。言葉に詰まってしまった場合や単語が出てこないときに使えるフレーズとして使えますが、毎回毎回使っているとあまりいい印象を与えないので注意してください。
文の最後で使うyou know
~でしょ? / ~じゃない? / ~だよね?
you knowを文末で使用する場合、「~でしょ?」「~だよね?」というように相手の同意や共感を求める役割となります。
例:We have to finish our homework, you know?「わたし達は宿題を終わらせるべきだよね?」
you knowを使った英語フレーズ
ここからはyou knowを使った定番英語フレーズをご紹介します。
You know what?「あのさ…」
You know what?を直訳すると「あなたは知っていますか?」という意味になりますが、会話を始める際の「あのさ~」「ねえねえ」といったニュアンスで使われます。
例:You know what? Yumi is getting married!「ねえねえ、由美が結婚するんだって!」
You know what I mean?「言いたいことわかる?」
自分が言っていることがちゃんと相手に伝わっているかを確認したいときや、あなたもそう思うでしょ?と同意を求める際に使われる表現です。「I mean」を「I’m saying」に変えて「You know what I’m saying?」と言う場合もありますが、こちらも同じ意味になります。
より「あなたもそう思うでしょ?」と同意の部分を強調して言いたい場合は、文末に「right」を加えて「You know what I mean, right?」と言うと◎です。
まとめ
You knowは様々な場面で使える便利な表現ですが、カジュアルな表現になりがちなためあまりビジネスや目上の方相手の会話では使いすぎないよう気をつけてくださいね。