中学の授業では、人を表す際の英単語は
- 単数形:person
- 複数形:people
と習うかと思います。
また、実際に文章で人数を書く際には「one person, two people」と英単語を使って書くべきなのか「1 person, 2 people」と書くべきなのかなどなど悩むこともあるかと思います。
今回は、そんなpersonとpeopleの違いと、英語で人数を書く際の表現についてご紹介します。
personとpeopleの違い
- 1人:person
- 2人以上:people
ずばり、これです。例文でも確認をしてみましょう。
- There is one person in the class.「教室には1人います」
- There are six people in the class.「教室には6人います」
- There are 30 people in the class.「教室には30人います」
どれも、教室内に人が何人いるかを表した英文です。
1人の場合は「単数」になるため、be動詞も「is(※現在形の場合)」を用います。
ちなみに1人を指す表現である「a person」でも同じ意味になりますが、英語の先生は「one person」のように、数字を具体的に使用しているような気がします。
※あくまで個人的印象です!
2人以上の場合は「複数」になるため、be動詞も「are(※現在形の場合)」を用いています。
ここで気になるのが、「英単語」を用いるべきなのか「アラビア数字」を用いるべきなのかという点です。
どっちでもいいわけではないの?
実は、この表記にはルールがあります!
ということで、ここからは英語で数を表記する際のルールをご紹介します。
英語で数字を表記する際のルール
- 桁数によって区別する
- 年齢・金額・日付・長さなどは数字を用いる
- 数が文の頭にくる場合は英単語を用いる
- 2桁の数字を英単語で書く場合はハイフン(-)を用いる
桁数によって区別する
1桁の数(0~9)は英単語で、10以上や小数点を含む数はアラビア数字を用いる
- I have five books in my bag.「わたしの鞄の中に本が5冊あります」
- There are 80 books in Kudo’s bookcase.「工藤邸の本棚には本が80冊あります」
- Genta’s weight is about 40.2 kg.「元太の体重は約40.2kgです」
しかし、必ずしも桁数で区別しないものもあります。
それが次に紹介するパターンです。
年齢・金額・日付・長さなどは数字を用いる
年齢・金額・日付・長さなどのような場合は、1桁の場合でも数字を用います。
何かしらの単位がつく場合が多いと覚えておくと◎です
- 3 years old
- 5 glams
- April 8
数が文の頭にくる場合は英単語を用いる
文の最初に数字を用いる場合は、アラビア数字ではなく「英単語」を用いましょう。
- Eleven can’t be evenly divided by two.「11は2で割り切れない」
2桁の数字を英単語で書く場合はハイフンでつなぐ
2桁の数を英単語で書く場合は、10の位と1の位の間をハイフンでつなぎます。
- 58:fifty-eight
- 99:ninety-nine
おわりに
人数を英語で表す際のルールについてまとめてみました。
ぜひ使ってみてください!