海外で道順を尋ねたいとき、海外の方から道順を聞かれたときに英語で教えるときに使える会話をご紹介いたします。
どちらも使えると思いますので、両方の立場になって練習してみてくださいね。
会話例
キャメルさん(Camel)が道に迷ってしまったため、近くにいコナンくん(Conan)に道を尋ねるため話しかけました。
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Excuse me. I’m looking for Beika station.
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Pardon me?
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I’m looking for Beika station.
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Let me see…
Go down this street and turn right at the third traffic light.
Beika station is in front of you.
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Oh, thank you.
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You’re welcome.
内容確認
では、今の会話の内容を詳しく見ていきましょう。
話しかける
Camel:Excuse me. I’m looking for Beika station.「すみません、米花駅を探しているのですが…」
いきなり本題を尋ねるのではなく、「Excuse me」と前置きをしています。
日本語でも誰かに尋ねたいときに「すみません」と言うのと同じですね。
より丁寧に尋ねたい場合は「Do you have the time?(ちょっと時間ありますか?)」をExcuse meのあとにつけてもよいと思います。
聞き返す
Conan:Pardon me?「すみません、もう一度言ってもらっていいですか?」
相手の言葉が聞き取れなかった場合などに使えるフレーズです。「Pardon?」や「What?」だけでも伝わりますが、テンションが低いと「なんですか:(」と怒って聞こえてしまいますので、注意してください。
ビジネスの場などで丁寧に言いたい場合は「I beg your pardon?」や「Could you repeat that for me?」などと言うと◎です。
道を尋ねる
Camel:I’m looking for Beika station.「米花駅を探しているんですが…」
I’m looking for~で「~を探している」という意味になります。他にも「How can I get to the post office?(郵便局はどこにありますか?)」や「Is there a bank near here?(銀行は近くにありますか?)」といった表現も使えます。
道案内をする
Conan:Let me see… Go straight this street and turn right at the third traffic light. Beika station is in front of you.「ええと…この道をまっすぐ行って3つ目の信号を右に曲がってください。そうすれば目の前に見えますよ。」
相槌の「Let me see」を入れています。沈黙せず、「Well…」や「Let’s see…」など何か言葉を発するようにしましょう。
お礼をする
Camel:Oh, thank you.「ありがとうございます」
Conan:You’re welcome.「どういたしまして」
道を教えてもらったらお礼を言いましょう。お礼を言われた場合も返答をお忘れなく。
様々な道案内の仕方の表現
道案内をするとき、方角を示す単語だけでなく、「道を渡る」などより詳しい表現を言うことができれば尋ねた側も理解しやすくなります。例文以外の表現を見ていきましょう。
道沿いに進む
例:Go along the street. You can see a Haido station.「道沿いに進むと杯戸駅が見えます」
道に沿って行くと目的地がある場合は「go along the street」が使えます。
渡る、横切る
例:Go over the bridge. You can see a park.「橋を渡ると公園があります」
例:Go straight for a block and cross the street.「1ブロック進んだら道を渡ってください」
「向こう側に」という意味のoverや「横切る」と言う意味のcrossを使うと渡ってくださいといった表現もできます。
まとめ
道を尋ねる、教えるときの表現をご紹介しました。
日本でも海外の方が地図などを持って困っているときなどがあったらぜひ声をかけて道案内してあげてみてください。
次回は交通機関を使った場合の道案内をご紹介します。