インドに来て気づけば20日が経とうとしています。
今回は、インドに来て驚いたことの1つ「食品内容の分類」についてご紹介します。
インドの食品表示について
インドでは宗教上の理由により、食べられないものが決まっています。
そのため、日本でもアレルギー表示があるように、食品内容表示についてはとても厳しく設定されています。
その中でも「絶対」についているのが「ベジタリアン」か「ノンベジタリアン」かという分類のマークです。
このマークは食品だけでなく、飲み物や調味料、各お店のメニューなど、口にするもの全てにつけられています。
インドのベジとノンベジのマーク
- ベジタリアンマーク:緑色の日の丸マーク
- ノンベジタリアンマーク:赤色の日の丸マーク
インドではこのように日本国旗のようなマークがどの商品にもつけられています。
余談ですが、一言にベジタリアンと言っても「乳製品や卵は食べる」タイプや、「乳製品は食べないけれど卵は食べる」タイプ、「動物性食品は完全に摂らない」タイプなど様々だそうです。
ちなみにインドのベジタリアンマークは「乳製品や卵も使われていない商品」にのみつけられています。
インドのレストランで驚いた体験談
日本にもある「マクドナルド」や「ケンタッキー」などのチェーン店ですが、こういうお店でもベジタリアン向けメニューがあります。(もちろんサラダとかではなく、ハンバーガーなどのメインメニューですよ!)
このマークを知らずになんとなく写真の見た目だけで選んでしまうと「コロッケハンバーガー」のようなことがありますので、お肉を食べたい!というときには気をつけてみてください。
ちなみにインドのハンバーガー屋さんでは、ベジメニューの場合、お肉パティの代わりにお肉の入っていないコロッケが挟まったメニューが多い印象です。
実際にどう表示されているのか
実際にスーパーで買ってきた商品やメニューなどをご紹介します。
このようにそれぞれの商品のどこかにマークがついています。
サプリメントも口に入るもののため、しっかりとマークがつけられています。今回紹介はしていませんが、歯磨き粉にもマークがついていました。
こちらはインドのPizza Hutのメニューです。メニュー自体に「VEG」「NON VEG」と記載がありますが、これに加えてそれぞれのメニューの横にも「ベジ・ノンベジマーク」がつけられています。
おわりに
日本にはこのようなシステムが浸透していないので、とても新鮮に感じました。
その一方で、日本に住むベジタリアンの方は、原材料や成分表記を1つ1つ確認する必要がでてくるので生活しにくいのだろうなあと感じました。
インドで生活をしているとこういう気付きも得られるものですね。