「~を学んでみたい」「~に行ってみたい」というように「~してみたい」という表現は日常でも使う場面は多いかと思います。
今回はそんな「~してみたい」という表現を英語ではなんというかについてご紹介します。
直訳表現:want to try
まず思いつくのは「~してみたい」を直訳した「want to try」かと思います。
- ~したい:want to
- ~試す(=してみる):try
わたしも普段の会話でこの「want to try」を使っていますが、問題なく通じています。
しかし、先日、英語の先生からもっと他の表現もあるよと教えてもらいました。
ここからはそんな他の表現をご紹介します。
~してみたいという意味を持つ英語表現
- would like to do:よければ~したい
- would love to do:ぜひ~したい
- give ~ a try:~を試してみる
- feel like -ing:~したい気分だ
would like to do「よければ~したい」
want toよりも丁寧でかしこまった表現
want toはどちらかというと
~したい!(ズバッ)
と、「自分の気持ちをまっすぐ表す」表現ですが、
would like toは
もしよければ、~したい(させていただきたい)のですがよろしいでしょうか?
というように「丁寧・控えめ」な表現になります。
- I would like to go with you.「ご一緒したいです」
- I would like to ask a favor.「お願いがあります」
※「I would」は「I’d」と略されて使われることも多いです
would love to do「ぜひ~したい」
would like toよりも強めの願望を表す表現
「would love to」は、would like toと同様に、丁寧な言い方かつ、より強めの願望を表す表現で使うことができます。
likeがloveに変わったことで、より好む気持ちを表します。
- I’d love to see the Great Pyramids of Giza.「ギザのピラミッドを見てみたいんです」
- We would love to work with you.「ぜひ取引させてください」
give ~ a try「~を試してみる」
何かを勧めるときや自分が何かをやりたいときに使える表現
直訳すると「試みを与える」となり、意訳すると「~を試してみる/~をやってみる」という意味になります。
ここでの「try」は動詞ではなく、
「名詞(試み・挑戦)」として使われています!
ちなみに、「give ~ a try」にはすでに「~したい」というニュアンスが含まれているため、「want to give ~ a try」のように「want」をくっつける必要はありません。
- I’ll give it a try.「試してみます!」
- Why don’t you give tennis a try?「テニスに挑戦してみたら?」
feel like -ing「~したい気分だ」
~したい気分だ/~してみたい気分だという意味を表す
「~な気分」を表す動詞「feel」を用いる英語表現です。
- I feel like drinking black coffee tonight.「今夜はブラックコーヒーを飲みたい気分だ」
- I don’t feel like eating now.「今は食べる気がしない(=食べたくない気分だ)」
例:I feel like I got hay fever.「花粉症になった気がする…」
おわりに
「~してみたい」というニュアンスをもつ英語表現についてご紹介しました。
- would like to do:よければ~したい
- would love to do:ぜひ~したい
- give ~ a try:~を試してみる
- feel like -ing:~したい気分だ
「~してみたい」を直訳した「want to try」のみを用いるのではなく、他の表現を実際にも使っていくことで、もっと英語を使った表現力の幅も広がるよと教わりました。
わたしも普段の生活でできるだけ意識して使うように心がけて身につけていこうと思います!
英語を勉強している方の参考になれば幸いです。