今回は「否定文」についてご紹介します。
再掲:be動詞とは
この文章の「述語」にあたる部分がbe動詞になり、日本語でいう「~です」「~がいる」「~がある」を指す単語です。be動詞には以下の3つがあります。
- am
- is
- are
be動詞を使った文の否定文の作り方
be動詞のすぐ後ろにnotを入れる
be動詞を使った文を否定文にするには、be動詞のすぐ後ろに「not」を入れます。さっそく例文で見ていきましょう。元々の文「あなたはエミです。」を否定文「あなたはエミではありません」に変えてみましょう。
上の文のbe動詞「are」の後ろに「~でない」を意味する「not」を入れただけですね。
それ以外の場所は特に変更する必要はないため、わかりやすいかと思います。
練習問題
では、上で学んだことを練習問題で確認してみましょう。まずは、次の文をそれぞれ否定文にしてください。
- I am hungry.「わたしはお腹が空いています」
- You are a student.「あなたは学生です」
- The dog is angry.「その犬は怒ります」
- It is sunny today.「天気は晴れです」
続いて、日本語の意味と同じになるように()内の単語を並び替えてください。また、その際に先頭の文字は大文字で記載してください。
- わたしの母は先生ではありません ( teacher / not / a / is / mother / my ).
- わたしはアメリカ出身ではありません ( from / I / America / not / am ).
- マイクはわたしの兄ではありません ( is / my / not / brother / Mike ).
- 彼らは15歳ではありません ( not / fifteen / are /they / years old ).
答え
- I am not hungry.「わたしはお腹が空いていません」
- You are not a student.「あなたは学生ではありません」
- The dog is not angry.「その犬は怒りません」
- It is not sunny today.「天気は晴れではありません」
- わたしの母は先生ではありません My teacher is not a teacher.
- わたしはアメリカ出身ではありません I am not from America.
- マイクはわたしの兄ではありません Mike is not my brother.
- 彼らは15歳ではありません They are not fifteen years old.
be動詞を含む文章を縮約形(短縮形)で表現する
主語+be動詞は合体して縮約形(2単語が1単語になります)を作ることができます。英文はもちろんですが、英会話でもよく使われます。
- I am → I’m(発音:アイム)
- You are → You’re(発音:ユアー)
- He is → He’s(発音:ヒーズ)
- She is → She’s(発音:シーズ)
- We are → We’re(発音:ウィアー)
- They are → They’re(発音:ゼィアー)
- It is → It’s(発音:イッツ)
また、be動詞にnotがつながる場合、be動詞とnotが合体して縮約形を作ることができます。こちらも英文、英会話でもよく使われます。
- is not → isn’t(発音:イズント)
- are not → aren’t(発音:アーント)
これらの縮約形はどちらで書いても意味的にも文法的にも変わりないので問題はありません。※テストなどで答えの単語数が指定されている場合は気を付けてくださいね
練習問題2
次の文で縮約可能なところは縮約形にしてください。縮約できるところがない場合は×と書いてください。
- I am from Osaka.
- We’re not busy.
- Kaito and Aiko are not in Hokkaido.
- The dog is not hungry.
- She is our teacher.
- It is my book.
答え2
- I am from Osaka. → I’m from Osaka.
- We’re not busy. → ×
- Kaito and Aiko are not in Hokkaido. → Kaito and Aiko aren’t in Hokkaido.
- The dog is not hungry. → The dog isn’t hungry.
- She is our teacher. → She’s our teacher.
- It is my book. → It’s my book.
まとめ
be動詞の否定文と、縮約形の書き方でした。
疑問文の返答でもnotがでてきましたが、こちらでも縮約形が使えますので、復習し直してみてくださいね。