インド同行に伴い、持っていく荷物と置いていく荷物を仕分けていますが、そこで出できた問題が「どの服を持っていくか」です。
直近1年着ていなかった服であっても「いつか着るかもしれないし…」「まだ着られるのにもったいないよ…」といった理由で、衣類がたくさん眠っているという方も多いと思います。わたしもその1人です。
ということで、今回はこの引っ越しのタイミングを利用して、衣類の断捨離をすることにしました!
この記事では、引っ越し時の衣類の処分方法についてご紹介します。
ぜひお引越しの際などに参考にしていただけると嬉しいです。
まずは衣類の仕分けから始めよう
わたしは衣類に限らずあまり物を捨てるのが得意ではないのですが、今回は心を鬼にして断捨離を決意しました。
とはいっても「いつか使うかもなあ…」という気持ちのままでは何も進まないので、一時期大ブームとなった「こんまりメソッド」を参考にさせていただきました。
参考にしたとはいっても実際に講座などを学んだわけではなく、Webサイトに載っている「片付けの極意」を読んだ程度です。
片づけの極意は、「何を捨てるか」ではなく、「何を残すか」。モノを一つひとつ手にとって、触れてみることが重要です。体の反応を感じて、ときめくモノは残し、ときめかないモノは手放す。こうすることで、自分にとって「持っていて幸せになる」「心がときめく」モノだけに囲まれた生活を手に入れることができます。
出典:こんまりメソッドとは
仕分けの方法
具体的な方法としては、まず3つのパターンに分けていきます。
- 現在進行形で着ているなど、確実に必要な服
- 必要ではない服
- 必要か必要でないか判断に迷った服
今回、わたしが仕分けた判断基準としては「直近1年以内に着用したか」にしました。
1年着ていなければもう今後なくても問題ないと判断したためです。
判断に迷った服については一旦放置をし、翌日再度考えて判断をしました。それでも判断に困った場合は新居などに持って行った後に判断してもよいのではと思いますが、わたしの場合は時間がなかったので、最終的に2つ(残す/処分する)に仕分けをしました。
また、処分といってもゴミとして出すとなると「せっかく買ったのに…」と思ってしまいがちですが、このあと紹介するように「売る」と考えると、元値よりはもちろん安くはなってしまいますが、割と気分的にも気持ちよく処分ができるということに気が付きました。
衣類の処分方法について
ここからはわたしが実際に行った衣類の手放し方をそれぞれご紹介します。
- フリマアプリ
- 買取サービス
- リサイクル回収
- 資源ゴミ
フリマアプリを利用する
最近ではCMなどでもよく見かけるように、フリマアプリの利用もだいぶ一般的になってきました。
手数料はかかってしまいますが、自分で値段設定をして売ることができるのはかなりのメリットかなと感じました。
- 自分の希望価格で売値が設定できる
- 書籍など、衣類以外のものも売ることができる
- 複数サービスを併用することで売れやすくなる
- 出品(写真や商品情報の登録など)に手間がかかる
- 数多い出品だと時間がかかる
- いつになったら売れるのかが読めない
- 売れた場合の梱包や発送の手間がかかる
フリマアプリを利用する際は、売れるまで気長に待てる時間の余裕がある、もしくは相場より多少は安くなってもいいので早めに売りたい場合などに活用するのがオススメです。
わたしは「メルカリ」と「PayPayフリマ」を併用して商品登録しました。手間は2倍ですが、その分売れやすくなったと感じました。
買取サービスを利用する
フリマアプリで出品をしても全商品が売れることはまずないです。
そこで売れなかった衣類については、まとめて買取業者に送って査定をしてもらうのがいいかと思います。
ブランド物の洋服であれば、専門の業者さんなどもあるのでそちらを利用するのがオススメです。
ブランド物でないお洋服の場合は重さなどでの買取の可能性もあるので、買取金額としては微々たるものになる可能性は高いですが、元々処分しようと思っていた衣類が、少しでも現金になるので活用しない手はないかなと思いました。
わたしは普段ノーブランドのお洋服をよく着ていたので、こちらの重さ買取サービスを利用しました!
リサイクル回収を利用する
UNIQLOや無印良品など、ファストファッションのブランドで、商品のリサイクル回収サービスを行っているブランドもあります。
各ブランドの商品のみの回収に限られてはしまいますが、店頭に持って行くことで「無料で回収」してもらえます。
ご自身のよく購入されるブランドが無料回収をしているかチェックしてみてください。
世界中でクローゼットに眠るユニクロのダウン商品を回収、最新のアイテムへ。資源を有効に使い、環境への負荷を減らします。服は、もっと社会に貢献できる。ユニクロはそう信じています。RECYCLE(生まれ変わらせること)とREUSE(くりかえし使うこと)で、REDUCE(資源のムダを減らすこと)を進める。「服のチカラ」でよりよい明日をつくるアクションに、あなたも参加しませんか。
資源ゴミとして廃棄する
ここまで様々な処分方法をご紹介してきましたが、最終手段として廃棄せざるを得ない衣類も出てくるかと思います。
これらの衣類は資源ゴミとして処分することで、後々有効活用が可能となります。
お住まいの地域によって資源ゴミの処分方法は異なりますので、ご自身の地域のルールを確認して廃棄をするようにしてください。
まとめ
メリット | デメリット | |
フリマアプリ | 自分の希望額で売ることができる 自宅にいながら出品可能 | 商品登録の手間がかかる いつ売れるかがわからない 梱包や発送も自分で行う必要がある |
買取サービス | ブランド品は高額で売れる可能性大 まとめて査定が可能 | ブランド品でない場合、安く査定される可能性大 送料で赤字になる可能性もある |
リサイクル回収 | 無料で回収してもらえる | 決められたブランドの商品しか回収不可 お金にはならない |
資源ゴミ | 手間なく処分可能 | お金にはならない |
様々な衣類の処分方法についてご紹介してきました。
今回わたしはご紹介した形で衣類を処分してきましたが、他にも「寄付」や、裁縫類が得意な方は「リメイク」という手段も出てきます。
ただゴミとして捨てるのではなく、リサイクルするんだ!と意識すると仕分け自体も楽しくなってきましたのでオススメです。
処分後は部屋の物が減ったのもあってか、気分的にもかなりスッキリしました。
引っ越しの際は何でもかんでも次の家に持っていくのではなく「断捨離をする」という選択肢も取り入れてみてください。