以前、comeの様々な使い方をご紹介しました。
今回は「come to~」の様々な使い方をご紹介していきます。
再掲:comeのイメージ
comeの大きいイメージは、主語が場所(話の軸となる、基準となる場所)に近づいてくる、到達すると覚えておいてください。
例:Client will come to my office tomorrow morning.「依頼人は明日の朝に私のオフィスに来ます」
come to + 動詞の原形「~するために来る」
comeの定番の意味でもある「来る」にtoを足すことで「~するために来る」という意味になります。
例:He came to see me.「彼はわたしに会いに来ました」
例:I came to ask a favor of you.「あなたにお願いがあって来ました」
例:Why don’t you come to eat dinner tomorrow?「明日夕食を食べに来ませんか?」
come to + 動詞の原形「~するようになる」
come to +動詞の原形は「~するようになる」という意味にもなります。
努力してできるようになるというよりは、come本来の意味であるやってくる感じから、「自然と~する」ようなイメージになります。
勉強や経験、練習などをして「~するようになる」と言いたい場合は「learn to~」を使いますので気を付けてください!
例:I came to like English.「英語が好きになってきました」
例:I came to know her in England.「彼女とはイギリスで知り合いました」
例:She came to live with her grandparents.「彼女は祖父母と暮らすようになりました」
come to + 名詞「~になる」
上で紹介した、come to + 動詞の原形「~にするようになる」の意味と似ていますが、こちらで紹介するのはtoの後ろに名詞がくる形となります。
早速例文で見ていきましょう。
例:The music came to an end.「音楽が終わりになりました。」
例:I will come to the job.「わたしはその仕事に就く予定です」
上記以外にも以下のようなものがあります。
- come to halt「止まる」
- come to x’s aid「xを助ける=xの助けになる」
- come to light「明らかになる」
come to + 名詞「~に達する」
来るという意味に近いですが、主語が「物」である点が違いとなります。
同じような意味を持つ単語に「reach」があります
例:The bill came to two thousand yen.「会計は2000円です」
例:Her skirt comes to her knee.「彼女のスカートは膝まで達しています=膝丈です」
まとめ
様々なcome toの使い方をご紹介しました。
同じ表現でいくつかの意味があると文脈から判断が必要になってしまい難しい部分もありますが、ぜひご自身の例文を作って理解に努めてみてください。