【CanとCan’tが聞き分けられない方へ】聞き分けのコツをご紹介します | ぐるがもんブログ

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【CanとCan’tが聞き分けられない方へ】聞き分けのコツをご紹介します

リスニング

「I can.(わたしはできます)」という会話の返答として「You can?(できるの?)」もしくは「You can’t?(できないの?)」と言われたり、反対に相手が「can」と「can’t」のどっちを言っているのか聞き取れないことありませんか?

can’tはcanの否定形ですので間違った意味で伝わってしまっては困ります…。

今回はそんなcanとcan’tを正しく聞き分けるコツを先生に教えてもらったのでまとめてみました。

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can’tのtは無声破裂音なので聞き取りにくい…

  • can [kæn]
  • can’t [kænt]

canとcan’tの発音や聞き分けが難しい理由として、can’tの語尾の「t」が上手く発音できない/聞き取れないことが主な原因かと思います。

この「t」は無声破裂音と呼ばれるもので、ほとんど発音しない/されない音になります。

無声破裂音(むせいはれつおん)

声帯振動を伴わない破裂音。
日本語で言うと、カ行(注1)、タ行(注2)、パ行(注3)等の子音がこれにあたります。
なお、声帯振動を伴う場合を有声破裂音と言います。

注1:無声軟口蓋破裂音。
注2:無声歯茎破裂音。ただし「チ」は無声歯茎硬口蓋破擦音。「ツ」は無声歯茎破擦音。
注3:無声両唇破裂音。

出典:株式会社 篠研 – 無声破裂音(むせいはれつおん)

canとcan’tの聞き分けのコツ

発音されないからといって区別ができなくては会話が上手く成り立たなくなってしまいます。

そこで次のポイントに気をつけて聞くようにしてみてください。

  1. 語尾のtがあるかどうかで判断する
  2. 音を伸ばしているかどうかで判断する
  3. アクセントの位置がどこにあるかで判断する

語尾のtがあるかどうかで判断する

まずは語尾のtがあるかどうかで判断をできれば◎です。しかし、こちらはほとんど発音されないため、なかなか難しいこともあります。

その場合は次のようなポイントを気にしてみてください。

音を伸ばしているかどうかで判断する

  • can:ゆっくりめの流れのある音
  • can’t:tのところで跳ね返るイメージの音

can’tはcanに比べて気持ち短めの発音をすると◎です。

大げさに言うのであれば「canはキャーン」「can’tはキャン」といったイメージでしょうか。

アクセントの位置がどこにあるかで判断する

英文では否定をするときはこの否定の部分を強調して読む傾向があります。

「わたしは英語を話すことができます」の場合は「話す」の部分にアクセントを置きますが、「わたしは英語を話すことができません」の場合は「できません」にアクセントを置くイメージです。

英語でも同様になります。

  • I can speak English.
  • I can’t speak English.

これにより、助動詞が強調されてるなあと感じたら「can’t」それ以外の場所が強調されているなあと感じたら「can」と言っているのかな?と判断することができます。

Gurugamon
Gurugamon

とはいえ、人によっては訛りやクセなどもあり、100%ではないので注意してください

まとめ

canとcan’tの聞き分けのコツをご紹介しました。

それでも聞き取るのが厳しい場合、ボディランゲージを使うのも1つの手です。

聞き返す際に「You can’t?(首を振りながら)」だったり「You can?(OKポーズを取りながら)」のように身振り手振りを使うイメージですね。

ぜひトライしてみてください。

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