わたしが中学生の頃、英語の授業の冒頭に必ず「英語の楽曲」を1曲歌っていました。
毎月1曲、先生が楽曲を持ってきて最初は歌詞を見ながら、月末にはサビだけでも歌詞を見ずに歌えるようになって楽しかったのを覚えています。
今思えば、WHAM!のLast Christmasや、マドンナのTake a Bowなど、聞き取りやすくかつ英語を習いたての中学生でも歌いやすい曲を選曲してくれていたんだなあと思います。(単純に先生が好きな曲だったのかもしれませんが)
その中で最も多く歌ったアーティストが「ビートルズ(The Beatles)」でした。
素敵な曲が多いからというのはもちろんですが、メロディが覚えやすかったり、歌詞の意味もわかりやすいからだったのだなあと大人になって改めて知りました。
今回はそんな英語学習に使えるビートルズの曲をご紹介します。
文法としても、リスニングとしても役立ちますのでぜひ気になった方は聴いてみてくださいね。
洋楽を使った英語学習の仕方
いきなり洋楽を勧められても「ただBGMとして聞けばいいの?」と、どう活用したらいいのかわからないかと思います。
わたしのオススメ(中学時代の教え)は「曲に合わせながら歌う!」です。
初めは歌詞を見ながら、慣れてきたら歌詞を見ずに歌ってみてください。
洋楽を使って英語を勉強する効果
ずばり!
英語耳(英語特有の発音やリズムを聞き取れる耳)を作るためのリスニング力を身につけることができます。
この耳になると洋画や海外ドラマなどを見たときに聞き取りやすくなりますのでぜひ鍛えてみてください。
また、正しい発音力を身につけることもできます。
実際の歌を真似して歌うことで自然と正しい発音練習をすることができます。
英語学習に役立つビートルズの楽曲
ここからは実際にわたしが聴いていた楽曲たちを難易度別にご紹介します。
名曲ばかりでご存知の方も多いかもしれませんが、ぜひ参考にして聴いてみてください。
易:Hello, Goodbye
歌詞がとてもシンプルかつメロディも歌いやすいため、洋楽で英語を学習したいのであればまずはこの曲を聴くことをオススメします。
You say yes, I say no,
You say stop and I say go go go
Oh, no
You say goodbye and I say hello
Hello, hello
I don’t know why you say goodbye, I say hello
易:I Want To Hold Your Hand
ビートルズ初期の頃の曲です。この曲の特徴として「縮約形」が歌詞によく登場します。
縮約形を意識して聞きながら練習してみてください。
Oh yeah, I’ll tell you something
I think you’ll understand
When I’ll say that something
I want to hold your hand
中:Let it Be
世界中の誰もが知っているであろう、ビートルズ最後のシングル盤としてリリースされた名曲ですね。ゆったりしたテンポで歌詞も聞き取りやすいです。
When I find myself in times of trouble,
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom
Let it be
And in my hour of darkness
She is standing right in front of me
Speaking words of wisdom
Let it be
中:Help!
メロディは誰もが聴いたことがあるのではないでしょうか。
メロディ自体は聴きやすいのですが、テンポはやや早いため、何度も聴きながら慣れてみてください。
Help! I need somebody
Help! Not just anybody
Help! You know I need someone Help
中:In My Life
ビートルズの好きな曲は?というランキングでも上位に選ばれることの多い名曲です。
テンポも早すぎず、発音も聞き取りやすいため練習にはうってつけの1曲です。
There are places I’ll remember
All my life though some have changed
Some forever not for better
Some have gone and some remain
まとめ
5曲ご紹介させていただきました。
今回は数々の名曲の中から特に聴きやすいものを選んでご紹介していますので、気になった方はぜひどんどん他の曲も聴いて口に出して学習に役立ててみてください。