以前、天気や気象に関する表現をご紹介しました。
しかし、日本でも天気予報を見ると「晴れ時々曇り」「雨が降ったりやんだりします」といったように、ただ「晴れ!」「雨!」だけでは表現できないことがあります。
今回はそんな天気や気象のより細かい表現方法をご紹介します。
前回の記事はこちらから↓
1日の中で変化する場合の気象表現
AのちBと変化する天気の場合
A then B
「~のち…」という表現をしたい場合は「then(それから)」を利用すると簡単に表現できます。
例:It’ll be sunny then cloudy today.「今日は晴れのち曇りでしょう」
A followed by B
また、「followed by(後に~になる)」を使って表現することも可能です。
例:We’ll see the sun in the morning, followed by rain in the afternoon.「午前中は晴れますが、午後からは雨が降るでしょう」
AときどきBとなる天気の場合
「ときどき」を表現したい場合は「pertly(ときどき)」「occasional(ときどきの)」「sometimes(ときどき)」という単語を使って表現することができます。
例:It’ll be partly sunny today.「今日はときどき晴れるでしょう」
例:We will see clouds with occasional rain tomorrow.「明日は曇りときどき雨でしょう」
例:Sometimes it’ll be sunny, sometimes it’ll be cloudy.「ときどき晴れ、ときどき曇り(=晴れときどき曇り)でしょう」
ぐずついた天気の場合
雨が降ったり止んだりする「ぐずついた天気」は「on and off(不規則に)」という表現を用いて「rain on and off」と表現することができます。
rainをsnowに変えて、雪が降ったり止んだりするということも可能ですよ。
例:It will rain on and off tomorrow.「明日はぐずついた天気になるでしょう」
感じ方を表す表現
先日の記事で「暑い/暖かい/寒い/涼しい」の表現をご紹介しました。
今回はさらに応用として、「心地よい」「蒸し蒸しした」「乾燥した」という表現をご紹介します。
心地よい/快適な天気
心地よい天気を表す際は「pleasant(気持ちのよい/快適な)」という単語を使うと1単語で表すことができます。
他にも「nice and ~~」を用いて表現することも可能です。「nice and sunny」ならば「ちょうどよい晴れ」を、「nice and cool」ならば「ちょうどよい涼しさ」といった形です。
例:It is a pleasant day.「心地よい日です」
例:It’s nice and warm.「ちょうどよい暖かさです」
蒸し蒸しした
梅雨の時期など、気温や湿度が高い場合に使われる表現です。
1単語で言う場合は「muggy(蒸し暑い)」が使えます。他にも「hot and humid(暑くて湿度が高い)」という表現も使えますよ。
例:It was muggy last night.「昨夜は蒸し暑かった」
例:The air is very hot and humid.「空気がとても蒸し暑い」
乾燥した
蒸し蒸ししたの反対にあたる乾燥したも英語で言えるようにしておきましょう。「dry(乾燥した)」「arid(乾燥した)」という単語が使えますよ。
例:The weather was cool and dry.「涼しくてカラッとした天気でした」
例:The region is an arid.「この地域は乾燥しています」
気象に関するその他の単語
例文ででてこなかったけれど天気予報などで見かけることの多い単語をご紹介します。
あまり会話では使わないかもしれませんが、知っておくと便利ですので覚えてみてくださいね。
- temperature:気温
- high temperature:最高気温
- low temperature:最低気温
- humidity:湿度
- wind speed:風速
- chance of rain:降水確率
まとめ
天気や気象についての応用表現をご紹介しました。
前回の記事と合わせて覚えて会話に使ったり、英語の天気予報を見てみたりしてみてくださいね。
少しでもお役に立てたら嬉しいです。