接続詞というと「そして(and)」「しかし(but)」「もしくは(or)」「すると(so)」などが思いつくかと思いますが、これらは「対等な関係の語句や文を結びつける」というところから「等位接続詞」といいます。
これらに対し「なので」「~のとき」「もし~なら」などのように「文の主節と従属節」を結びつけるため「従属接続詞」といいます。
従属節:おまけの情報や文の一部になるまとまり
語順とカンマについて
これから紹介する従属接続詞を使った文を作る際には、節を先に持ってくることも後に持ってくることもできます。
従属接続詞の節を前に出す場合は、従属接続詞を用いた節の後ろにカンマ(,)をつけてください。
具体例をご紹介します。
because:~なので…
- I work this restaurant because it is close to my house.「わたしがこのレストランで仕事をしているのは家が近いからです」
- Because I had a cold, I went to the hospital yesterday.「風邪をひいたので昨日病院に行きました」
when:~のとき…
- Say “Here” when I call your names.「名前が呼ばれたら返事をしてください」
- When they arrived at the station, the train was gone.「彼らが駅に着いた時、電車はもう出発してしまっていました」
if:もし~なら…
ifは、物事の条件を表す際に使われる従属接続詞です。「もし~ならば…だ」と訳されることが多いです。
- Please tell me if you happen to find my key.「もしわたしの鍵を見つけたら教えてください」
- If you are hungry, I’ll cook dinner right now.「もしお腹が空いているならすぐにでも夜ご飯を作ります」
従属接続詞を使った文の注意点
接続する2つの文の主語が同じでも主語の省略はしない
She didn’t go to school because she was sick.「彼女は病気だったので学校へ行きませんでした」
上の例のように「病気だった」のも「学校へ行かなかった」のも同じ「彼女(she)」ですが、主語は省略してはいけないので注意してください
whenやif節の中では未来の内容であっても現在形で表す
I will send you a e-mail when I arrive at my house.「家に着いたらメールを送ります」
Conan will play soccer if it is sunny tomorrow.「もし明日晴れたなら、コナンはサッカーをするつもりです」
上の例文はどちらも「これから先の未来のこと」を話していますしかし、whenやif節では現在形で表しています。
「when I will arrive」や「if it will be sunny」のようにはなりませんので注意してください。
まとめ
従属接続詞「because」「when」「if」についてご紹介しました。
今回紹介した3つはとても頻繁に使われますので、ぜひマスターしてみてください。