8月15日は、日本では終戦記念日にあたりますが、実はインドにとっても独立記念日というとても大切な日になります。
独立記念日とは?
1947年8月15日、インドはイギリスから正式に独立を、さらにパキスタンと分離した記念すべき日になります。
インドでは翌年の1948年から独立記念日(=インデペンデンスデイ)として祝われ、毎年国民の祝日と定められています。
・1月26日:共和国記念日
・8月15日:独立記念日
・10月2日:ガンジー誕生日※上記以外にも、各州・地域や、宗教別にそれぞれ休日が定められているため、年間通して祝日が3日というわけではありません
インド全土で共通する祝日は↑の3日なため、この日はインド国民にとってとても重要な日であると聞きました!
※英語では「Independence Day」になります
インドでは何が行われるのか
インドのモディ首相がデリーにある「レッド・フォート(Red Fort)」から演説を行いました。
街の様子
独立記念日が近づくに連れ、街並みが通常よりも華やかになります。
ショッピングモールなどでは独立記念日ならではのモニュメントが飾られていたり、インドの国旗カラー(オレンジ・白・緑)を基調とした風船や、お花などもたくさん飾られています。
インド国旗を車やバイクにくくりつけて走る姿もちらほら見かけました
「この装飾は毎年異なるんだよ」とドライバーさんにも教えてもらい、こだわりを感じる日なんだなあと知ることができました。
人々の過ごし方
- 家でゆっくり過ごす
- 家族みんなで旅行へ
- パレードを見に行く
わたしの知り合いに尋ねてみるとほとんどが↑のどれかの回答でした。
当日はお店やカフェなどは営業していない(もしくは午後からの営業)ことが多いから注意してねと言われました。
(日本人の利用者が多いゴルフ場も1日おやすみと言われました)
ドライデー(禁酒日)
インドでは、大事な祝日や、選挙の当日などはドライデー(禁酒日)と設定されており、年に数回(毎年日が変わります)設けられています。
この日は、レストランなどでのお酒の提供や、酒屋さんでの販売などがNGとされています。
※公共の場での飲酒がNGなだけで、一応自宅で嗜む分には問題ないようです
「お祭りの日=大切な日」だからこそ、お酒に酔ってしまうのは避けるという文化らしいです
日本とは真逆な考え方で新鮮ですね
おわりに
今回はインドの独立記念日(Independence Day)についてご紹介しました。
インド国民の愛国心の強さを感じる祝日を感じられたら幸いです。