インドの冬はあっという間に過ぎ去り、わたしの住むグルガオンでは3月中旬時点ですでに最高気温が35℃を超える猛暑日の毎日です。
そんな中、本日3/18(金)は「ホーリー祭」のため祝日でした。
英会話の先生からも「ホーリー祭」について教えてもらい、せっかくインドにいるのだからと参加をしてみることにしました。
そんなインド滞在歴5ヶ月弱のわたしがホーリー祭に参加してみたレポートをお届けします。
ホーリー祭(Holi Festival)とは?
ずばり、カラフルな色の粉や水を相手に塗りあったりかけあったりして祝うお祭りです。
毎年3月(太陽暦)の満月の日に開催され、今年は偶然その日が18日でした。
ちなみに、日本の祝日は毎年同じ日にちですが、インドは月の満ち欠けで決まるため、毎年異なる日付になるというのも驚きました
元々は、豊作を祈願するためのお祭りでしたが、現在は春を迎えるお祭りとなっているようです。
わたしの住むグルガオンでは前日(今年は17日)に「焚き火で悪霊を追い払う」前夜祭のようなものがあり、翌日の朝からカラフルな粉や水が飛び交います。
ここ数年はコロナの影響もあり、残念ながらインド国外からの参加者は少なくなってしまったそうですが、観光客の方でも気軽に参加できるイベントです!
必要なもの
服装
すでに想像がついているかと思いますが、全身がかなり汚れます!!!
洗っても落ちないので「汚れてもいい(お祭り後に捨ててもいい)服と靴」で参加するのが必須です。
汚れる過程を楽しむため、このお祭りのために全身ホワイトコーデを購入する方も多いようです。
持ち物
貴重品はできるだけ持たない!!!
これに尽きます。
人も多いですし、ドロドロになるのでまず貴重品は最低限にする必要があります。
手も汚れるため、スマホはジップロックなどに入れるのがベストです。
参加してみました!
どんなところで開催されてるの?
初めてだけど、どんなところに行くのがいいのかな…?
公園などの至る場所で開催されてるよ!
あんまりローカルな場所だと危険な可能性もあるから、自分の住んでるコミュニティとかだと参加しやすいと思うよ!
と、英会話の先生からアドバイスを受けたので、日本人も多く住んでいるアパート群で開催されているホーリー祭に参加してみました。
前夜祭の雰囲気
前夜祭は焚き火をし、歌を歌いながら、悪霊を追い払い幸福を願います。
この日はまだハッちゃけたお祭り感はなく、どちらかというとお祈りに近い雰囲気を感じました。
当日の雰囲気
わたしの参加したところではAM9:00から開催されていたのもあり、お昼過ぎに参加すると、すでにカラフルな人たちで溢れかえっていました。
会場の端の方で様子見していると「Happy Holi!」と話しかけてくださり、粉を顔や服につけてもらったり「わたしにもお願い!」と言われたのでお互いに付け合いました。
水風船やバケツに水を汲んでかけあう様子も見られ、お祭り感満載でした。
手もかなり汚れてしまうので、あまり写真を撮る雰囲気ではなく、スマホもジップロックに入れて、あまり使用する感じではありませんでした。
参加してから1時間もすればすっかり溶け込むことができ、音楽に合わせて踊り合いました。
この日の気温は最高35℃とかなり暑く、天気もよかったので水浴びする方が多く見られました。
敷地内のスタッフ(?)の方もノリノリで水を放水してます笑
こちらの写真に写っている方が使っている「紫色の塗料」がありますが、こちらは他のカラフルな粉と異なり液体のもので、シャワーを浴びて洗うだけでは全く落ちず、違和感ない程度に落とすまでかなり苦労しました…。
クレンジングを使って何度も何度も洗顔してようやく落ちるインク(?)で、ヘアカラーなどに使うものなのでは…?といった印象です。
後々、英語の先生にこの話をすると
フェイスオイルをあらかじめ塗っておけばいいのよ~
伝えておけばよかったわね…
と言われました。
プチプラなものだとこういうオイルが売られていますので、次回はこちらで対策をして臨みたいと思います。
参加したい!と思っている方はご注意ください…。
おわりに
老若男女関係なく、誰もが楽しく交流をし合い、ただただ陽気なお祭りでした。
初めて参加しましたが、とても楽しいお祭りでした。
ぜひ興味を持ってもらえた方は来年参加してみてはいかがでしょうか?