2/1の記事で一時帰国をするという記事を投稿しましたが、そこから隔離期間も含め約1ヶ月、日本に滞在をしていました。
すでにインドに戻ってきてはいるのですが、一時帰国中に(怠けてしまって書けていない)起きたことについて覚えている限り書いていこうと思います。
今回は、隔離期間中に行った「My SOS」アプリについてご紹介します。
My SOSアプリとは?
ずばり、一言で言うならば「隔離期間の行動を入国者健康管理センターが監視するためのアプリ」です。
指定された待機期間中に「体調に変わりはないですかー?」「ちゃんとホテルなどの指定した施設内にいますかー?」「外出などしていないですかー?」というのを確認されるものになります。
わたしの場合(2022年2月に帰国)は、帰国日から8日間対応が必要でした。
時期によって期間が異なる場合がありますので、あくまで参考としてご参照ください
My SOSで何をするのか
- 健康状態の報告(1日1回)
- 現在地情報の送信(不定期)
- 電話への応答(不定期)
不定期とはいっても、早朝や深夜に連絡がくることはなく、基本的に最早8:00、最遅18:00くらいまでといった感じでした。
画面はこんな感じです。
健康状態の報告(1日1回)
1日1回アプリ上で「健康状態の確認」に答えるだけです。
- (自分や同居人に)熱がある人がいるか
- (自分や同居人に)咳やだるさ、鼻水、喉の痛みなどがある人がいるか
答える内容としてはこれくらいです。
お昼頃までに行わないと催促の通知が届きますので、朝起きて体温を測ったタイミングで報告してしまうのがよいと思います。
現在地情報の送信(不定期)
1日数回、現在の位置情報を送信してくださいという通知が届きます。
この通知に対して「OK」だったか「送信する」だかのボタンをタップすればOKです。
My SOSアプリに自分の待機場所を登録しておくため、その場所と明らかに異なる場所で対応をすると「待機場所に戻ってください!」とアラートがでます。
わたしも、政府指定のホテルから自主隔離のホテルに移動してすぐに来た通知にそのまま反応してしまってアラートが出ました…
待機場所を移動した場合は速やかに「待機場所登録」をして更新するようにしてください…。
電話への応答(不定期)
位置情報の送信要求通知に加えて「電話への応答」を行う必要がありました。
オペレーターだけではなく、AIによる自動ビデオ通話からかかってくる場合もあり、わたしの場合は全てAIからの電話でした。
※一応電話が鳴る前に「これから確認の電話しますよ~」みたいな通知もありました
AI電話の場合、スマホのインカメラをオンにし、自分の顔を30秒ほど映す必要があります。(背景が室内であることを確認している…らしいです)
ちなみに、時差ボケで起きられなかった朝に、髪はボサボサ・どすっぴん状態で対応しましたが、とくに問題なかったです笑
仕事やトイレなどの理由により電話に出られなかったこともありますが、怒られたりはせず、次のときにちゃんと対応すれば問題なしでした(あくまでわたしの体験談です)
あまり神経質にならず「出られなかったけど、次ちゃんと対応すれば大丈夫か」くらいに思っておけば大丈夫かと思います。
おわりに
My SOSアプリって何をするためのものなの?という方への実体験レポートでした。
実際に使ってみて、政府指定のホテルはまだしも、自主隔離では正直このレベルの監視なんだなあと思いました。
ぶっちゃけ、このシステムであれば、出かけようと思えば出かけられてしまいますもんね。
それでもきちんと期間中は外に出ずに部屋でおとなしくするという、あくまで「要請に従ってくださいね」というやり方が日本らしいなあと感じました。