「RRR」が大ヒットしたことで、日本でもインド映画が注目されました。
インドは映画産業にかなり力をいれており、年間の映画制作本数は約2,000本(※2017年時点)と世界トップの制作数になっています。
- インド:1,986本
- 中国:874本
- アメリカ:660本
そんなインドですが、デリーやグルガオンなどの市内には映画館も多くあり、日本と比べてお手頃価格で観ることができるので、映画好きには嬉しい国になっています。
また最近ではインドでも日本のアニメが大人気なのもあり、多少時期がズレはしますが、アニメ映画が観られるようになりました。
今回は、デリー・グルガオンで映画を観ようかなと考えている方に役立つ情報をまとめてみようと思います。
PVRで映画情報を集める
まずは、「PVRの公式サイト」を見て、どんな映画が公開されているのかをチェックします。
- インド最大の映画運営会社
- 1997年に、インド初のシネコンをデリーのPVR Anupamに設立
- 112都市(インドとスリランカ)に1744スクリーンを保有(※2024年5月時点)
日本でいう「東宝」のような感じです
「Now Showing」タブを選ぶと、現在上映中の作品のリストを観ることができます。ジャンルや言語などで絞ることもできます。
試しに「Japanese」で言語を絞ったところ「BLUE GIANT」と「君たちはどう生きるか」がでてきました(2024年5月末)
オンラインでチケットを購入する
観たい映画が決まったら作品下の「Book Tickets」をクリックすると、その作品が観られる映画館・上映時間が表示されます。
映画館が決まったら座席を選択し、オンライン決済すれば購入完了です。
申込みが完了するとQRコードが表示されるのでスクリーンショットなどを撮ってスマホに保存しておいてください!
ちなみに、日本アニメなどは上映映画館の数や座席数が少ないことが多いです。
「FURIOSA: A MAD MAX SAGA」を選んでみるとこんな感じです↓
映画館によってチケット料金や座席のクオリティが異なりますが、同じ映画館でもシアターの広さによってチケット料金が異なったりもします!
当日:QRコードを忘れずに映画館へ!
事前に予約している場合
予約時に発行されたQRコードを用意し、受付で見せて入場します。
映画館でチケットを買う場合
映画館によって多少異なりますが、チケットの買い方は日本とほぼ同じです。
窓口で購入する場合もあれば、自動で購入できる場合もあります。
邦画の場合、洋題(=英語版のタイトル)を言わないと伝わらないので注意してください!
インドで映画を見るときの注意点
公開期間が日本よりも短い
インドでの映画の公開期間はとても短いです。
とくに日本のアニメ映画などは長くて2週間程しか公開していないため、観たい映画があったら定期的に情報をチェックしておくことをオススメします。
また、人気の映画でも長くて1ヶ月程しか上映されませんのでこちらも注意してください。
途中休憩がある
インドで映画を観たことのある方なら誰しもがびっくりすることだと思いますが、インドの映画館では途中休憩(※10~15分ほど)を挟みます!
インド映画は長い作品が多く、3時間程になることもあるため、半分あたりで急に休憩を挟みます。
日本のアニメ映画を観た時もちゃんと休憩がありました!
館内も明るくなり、広告が流れているので、この休憩のタイミングでお手洗いに行ったり、軽くごはんを食べたりすることが多い印象です。
ただし、とくにアナウンスもなく上映再開されるのでお気をつけください!
映画館によってチケット代・席のクオリティなどが異なる
日本のアニメ映画などはある程度大きいモールに入っている映画館でしか上映されないので、そこまで気にする必要はありませんが、インド映画などは小さな映画館などでも上映されるため、場所によってはよりお安く観られることも多いです。
また、同じシアターでも広さや席の場所によって料金が異なるので合わせて確認してから購入するようにしてください!
とはいえ、日本と比べるとかなりお安く観られるのでわたしはいつも大きめな映画館で観ていました!
声出しOK
日本では「上映中はお静かに」というのがマナーになっています。
ですが、インドの場合は「声出しOK」です。
カッコいいシーンや、人気のキャラクターが登場したときなどは「Fooooo!」「◯◯(キャラクター名)!!」というように盛り上がることがほとんどです。
ぜひ一緒に盛り上がりましょう!
まとめ
以上、インドのデリー・グルガオンで映画を観る方法についてご紹介しました。
インドでは、日本と同じもしくはそれ以上の設備で、日本よりもずっとお手頃価格で映画を楽しむことができます。
旅行で来られた方も、時間が合えば是非体験してみてください。
参考になれば幸いです!