- JAL国際線のプレミアムエコノミークラス(プレエコ)って実際どう?
- 座席やサービスはエコノミークラスとどう違う?
- 快適具合はどうなの?
この記事ではこんな疑問にお答えします。
デリー~羽田間のJAL運行便(JL039便)のプレミアムエコノミーに搭乗してきました。
これまで日本に一時帰国する際に、エコノミークラスの利用経験もあるので、違いなども合わせてレポートしてみたいと思います。
エコノミークラスとの違い
座席シート
プレミアムエコノミークラスで最も大きいポイントは、ゆとりある快適な座席シートです。
エコノミークラス | プレミアムエコノミークラス | |
シート幅 | 約45cm | 約48cm |
座席の間隔 | 約84cm | 約107cm ※前の席が倒れてこないので圧迫感なし |
座席間のディバイダー | なし | あり |
レッグレスト | なし | あり |
フットレスト | なし | あり(3段階調節可) |
個人モニターサイズ | 10.6インチ | 12.1インチ |
エコノミークラスの座席にはない、レッグレストやフットレストがあったり、座席の幅や前後の間隔が広いため、快適に過ごすことができるのが最大の魅力です。
リクライニング
前後の間隔が1m以上あるだけでも充分な広さですが、プレエコの嬉しいポイントは「前の人のリクライニングが自分のエリアに倒れてこない」こと!
リクライニングが倒れてくると圧迫感や窮屈感があったりしますが、長時間乗る上でこれがないのはリラックスする上でかなり大きな差になります!
逆に、自分自身も後ろの座席の方に気を遣うこともなく利用が可能になるので、お休みの際にはまんべんなく倒してしまいましょう笑
座席間のディバイダー・読書灯
隣の席との間にディバイダー(仕切り)があります。
隣の席が知らない方の場合、ちょっとしたパーソナルペースが生まれるので、視線を感じにくいです。
また、エコノミークラスの場合、頭上につけられている読書灯。
いざ使ってはみたものの、割と広範囲を照らすことが多く、隣の人や前後の方が眩しくないのか気になってしまったりと、ちょっと使い勝手がよくないこともしばしば…。
そんな読書灯ですが、プレエコの場合は座席の頭上横についていて、手元だけを照らしてくれるようになっています。
夜の便だと機内が消灯されますが、なかなか寝付けないときなんかにも自分の手元だけを照らすことができるのでとても使い勝手がよくなっています。
レッグレスト
足を浮かせることができるので、長時間の移動でもとてもリラックスできます。
ビジネスクラスのようにフルフラットにはならないので、完全に横になって寝ることはできませんが、思ったよりも寝やすかったです。
フットレスト
レッグレストと一緒に使うと、よりリラックスできます。
脚が浮いているだけでリラックス度合いや、むくみにくさががかなり違いました。
機内エンターテインメント
プレエコの個人モニターサイズはエコノミーの10.6インチよりも一回り大きい「12.1インチ」です。
コンテンツ自体はエコノミーと同じですが、画面のサイズが大きいので機内ではいつも映画を観ているという方はより楽しめると思います。
コンセント
モニターにUSBが挿せるようになっています。
それぞれUSBタイプとコンセントで、Cタイプは利用不可。
アメニティ
事前に座席にセットされているアメニティは次の4つです。
- ブランケット
- 枕
- スリッパ(靴ベラ付き)
- ヘッドフォン
スリッパはふわふわで、持ち帰り用の手提げと靴ベラもセットになっています。
枕、ブランケットはエコノミークラスととくに変わりなしでした。
プレエコの場合、ヘッドフォンのクオリティもだいぶ異なります。
長時間のフライトで映画などを観て楽しむ場合、耳が痛くなりがちですが、こちらのヘッドフォンはとくに耳が痛くなることもなく快適に使用ができました。
まとめ:JALプレミアムエコノミーで快適な空の旅を
日付によって金額は前後しますが、プレミアムエコノミークラスの金額は、エコノミークラスの約1.5~2倍です。
ビジネスクラスはエコノミークラスの約4倍ということを考えるとお求めやすいお値段設定です。
決してお安い金額ではないですが、長距離のフライトに乗る場合などは、身体への負担や各種サービスなどを諸々含めるとコスパ良し◎だなと感じます。
この記事を読んでプレエコが気になった方はぜひ乗ってみてはいかがでしょうか?
参考になれば幸いです。